Reflection Trajectory Simulation反射光軌跡シミュレーション

太陽光発電施設からの反射光

再生可能エネルギーの一つである太陽光を用いた太陽光発電施設の建設が各地で進められていますが、設置場所によっては太陽光パネルからの反射光により、周辺への影響が懸念される場合があります。
ここでは、太陽光発電施設の東側に高速道路が通っている状況の反射光照射例を紹介します。
太陽光パネルは傾斜させて設置される場合が多く、反射光は水平より上向きに照射される傾向があります。この例では、太陽光発電施設より高い位置に高速道路が通っており、トラック運転手の下向きの視線に対して、上向きの反射光が照射される状況となっています。
通常、太陽光は上方向からの照射となるため、サンバイザーで防ぐことができます。しかし、この事例のように下方向から上向きに照射される反射光は防ぐことが困難です。

太陽光発電施設の計画時に反射光軌跡シミュレーションを行うことで、反射光の照射状況を事前に把握することができます。


  • 太陽光発電施設と周辺建物の位置関係


  • 太陽光発電施設から高速道路のトラック運転手に
    照射される反射光の照射位置
    (7月・5月代表日、17時50分)


  • トラックへの反射光照射状況
    (7月・5月代表日、17時50分)


  • トラック運転手の視線(反射光照射イメージ)
    (7月・5月代表日、17時50分)


  • トラック運転手の視線(反射光照射イメージ)
    (7月・5月代表日、17時50分)