Reflection Trajectory Simulation反射光軌跡シミュレーション

周辺街区への反射光評価

計画建物から照射される反射光が、周辺街区にどのように照射されるのかを評価した例を示します。計画建物(15階建、南側・南西側・西側の3面が全面ガラス張り)および周辺建物を下図のように設定しました。


  • 平面図・周辺街区設定


  • 計画建物・ガラス面設定

太陽とガラス面の位置関係、周辺建物とガラス面の位置関係、周辺建物によるガラス面の影の生じ方などの様々な要因で、反射光の照射状況が変化します。下図は、12月21日15時の反射光照射状況です。このような検討を代表日の毎時刻にそれぞれ行います。

各ガラス面から周辺建物への反射光照射状況(各月21日を代表日として解析した)

下記のような表を作成しまとめることで、ガラス面別、周辺街区別に、各月代表日の、どの時刻に反射光が生じているのかがわかります。


計画建物・反射面設定

反射光軌跡シミュレーションを行い、周辺建物や道路・歩行者等への反射光照射状況を適切に評価し、把握することで、問題となる反射光を見極め、その影響の程度等を事前に検討することが可能となります。