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Reflection Trajectory Simulation反射光軌跡シミュレーション

建物の外装で使われるガラスに太陽光が当たると、反射光が発生します。
反射光が照射される場所によっては、反射光の眩しさにより周辺環境へ影響を与えることがあります。
反射光軌跡シミュレーションでは、建物のガラスやアルミパネル面・太陽光発電パネル(太陽電池)などから反射する光の軌跡を計算して、交通車両や近隣建物への影響を事前に調査することができます。

最近では、SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)の目標達成に向け、再生可能エネルギーとして太陽光発電施設の導入が進められていますが、設置条件によっては太陽光発電パネルから生じた反射光によって、トラブル等が起きることがあります。
弊社のシミュレーションでは、太陽からの光による反射を年間を通して検討することができるほか、反射面の位置・角度なども自由に設定できるので、反射光による問題の有無を予め把握することができます。
また、反射光の影響評価に関する基準として、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」に「昼光の建物外壁による反射光(グレア)への対策」があります。
この基準では、反射光の発生の有無、影響度を定性的に評価しています。
弊社の反射光軌跡シミュレーションは、ポイント取得のための根拠資料として活用できます。

反射光軌跡シミュレーションはどうやるの?

反射光軌跡シミュレーションによって、反射光がどのように照射されるのか検討した例を、動画でわかりやすく説明します。

  • 反射光軌跡シミュレーションはどうやるの?
  • 反射光軌跡シミュレーションはどうやるの?その2

おもな特長

解析表示

  • ・反射光が発生している時間帯において、反射光到達位置を1時間ごとに表示します。
  • ・反射光の影響範囲を把握しやすいように、2次元や3次元表示で出力します。

結果評価

  • ・特定の建物や位置に反射光が当たる場合、年間を通してどの程度反射光が当たるかを検討します。
  • ・反射光が当たる時間帯の明示や、必要に応じて反射光が照射する角度などを算出し、影響を評価します。

解析システム

  • ・反射光線計算ソフト(AGC(株)先端技術研究所)、および自社開発ツール

その他

  • ・複雑な形状の建物や地形でも解析が可能です。
  • ・第3者への説明用の資料など、ご要望に沿ったアウトプットの作成も行います。
  • ・CASBEEでは、「昼光の建物外壁による反射光(グレア)への対策」が評価項目のひとつになっています。この反射光軌跡シミュレーションの結果は、ポイント取得のための根拠資料として活用できます。

解析に必要な資料と価格

解析に必要な資料

  • ・計画建物の平面図、立面図、配置図、CADデータ(DWG, DXF, 3DMなど)
  • ・住宅地図など、周辺建物の形状・高さがわかる資料
  • ・周辺地形の状況がわかる資料
  • ※住宅地図は当方で地図情報を入手することも可能です。

価格

通常受託費用:80万~150万円

  • ※物件の形状、規模、解析内容などによって異なります。