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CASBEEと反射光軌跡シミュレーション

弊社の建築環境コンサルティングで手がけている反射光は、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」において評価の対象となっています。弊社反射光軌跡シミュレーションは、CASBEEの格付けランク取得を検討する際に、評価の根拠資料としてご活用頂けます。
ここでは、財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)のCASBEE-建築(新築)から反射光の評価項目をご紹介します。CASBEEによる届出制度を導入している自治体(札幌市、埼玉県、さいたま市、千葉市、柏市、神奈川県、横浜市、川崎市、新潟市、静岡県、愛知県、名古屋市、京都府、京都市、大阪府、大阪市、堺市、兵庫県、神戸市、鳥取県、広島市、福岡市、北九州市、熊本県)は、各自治体のホームページをご参照ください。

CASBEE-建築(新築)の2014年度版では、
[LR3 敷地外環境]-[3.周辺環境への配慮]-[3.3 光害の抑制]-[3.3.2 昼光の建物外壁による反射光(グレア)への対策]
として、ガラス面を含む建物外壁からの反射光について評価を行うこととされています。

表1 CASBEEでの反射光評価項目(CASBEE-建築(新築)2014年度版より抜粋)

レベル1 (該当するレベルなし)
レベル2 (該当するレベルなし)
レベル3 レベル4を満たさない
レベル4 建物外壁(ガラスを含む)の反射光(グレア)の発生を低減させる取組みを行っている。
レベル5 レベル4に加え、シミュレーションの実施等により大幅な低減効果を確認するなど、より高度な取組みを行っている。

建物外壁の反射光の発生を低減させる取組みをおこない、反射光軌跡シミュ レーションで効果を確認する(より高度な取組みをしている)ことにより、レベル5を獲得できる可能性があります。