高速道路のカーブに近い位置にガラスカーテンウォールの事務所ビルが建設された場合の、高速道路への反射光照射の例を紹介します。
事務所ビルと高速道路の位置関係
太陽が西側に移動する午後の時間帯に、事務所ビルの西側ガラス面から高速道路に対して反射光が照射される傾向が見られます。
事務所ビルの西側ガラス面から、
高速道路に照射される反射光
(10月代表日、16時20分)
高速道路を東の方向に走行する、
自動車運転手からの視点
(10月代表日、16時20分)
この例では、10月及び2月の16時20分頃に事務所ビルの西側ガラス面からの反射光が、直進する自動車の正面に近い方向に照射されています。自動車運転手への影響をより詳細に検討することが望ましいと考えられます。
反射光の照射状況を事前に検討し、周辺道路及び建物への影響を検討することは、反射光によるトラブルを回避するために重要です。