シミュレーションの手順

ビル風・風環境シミュレーションの基本的なパターンを紹介します。多くは次に示すような作業手順で行います。

建物周辺地図や図面

建物周辺地図や図面

ビル風・風環境シミュレーションを行うにあたり、計画建物の周辺の影響は必ず考慮に入れなければなりません。周辺にはどのような建物が建っているのか、地盤面の高低差はどのようになっているのかなど、地図上での確認だけではなく、現地調査も行ったうえで解析作業を開始します。

メッシュ図

メッシュ図

計画地を含む周辺の地図やご提供いただいた図面、当社現地調査結果を基に、計画建物と周辺建物および地盤面などを解析用にメッシュ分割します。メッシュ分割にあたっては、計算をスムーズに進めるために、長年のノウハウに基づき適切に簡略化を行います。

解析結果 コンター・ベクトル図 平面表示

解析結果 コンター・ベクトル図 平面表示

風向は通常16風向計算します。ここでは、冬に多い北北西の風と夏に多い南南西の風での計算結果を示します。風速比とは、風上の風速に対する計画建物周辺の風速の増減比率のことです。
色が赤いほど風が強くなっていることを示しています。この2つの結果からわかるように、風向が違えば風が強くなる場所も変わってくるのです。

風環境評価尺度 住民説明会用資料

風環境の評価尺度を用いて示すことで、ビル風による風環境の変化の影響をランク別に一目で把握することができます。
住民説明会用の資料などは、このようなわかりやすい評価結果を載せることで説得力をもち、ビル風・風環境について詳しくない方への説明にも効果的です。