Wind Environment Simulation風環境(ビル風)シミュレーション

周辺環境の違いによるビル風・風環境の比較

ビル風・風環境は、計画建物だけでなく周辺の状況によっても大きく変わります。
ここでは、隣接する建物の有無で、計画建物周辺のビル風・風環境がどのように変化するのか検討例を取り上げます。

【計画建物と周辺建物】

(ピンク色/高さ80m)と周辺建物(水色)を表示しています。
計画建物の北側に計画建物と同様の高層建物があるかないかで、計画建物周辺のビル風・風環境がどのように変化するか検討します。

【北北西からの風 解析結果 平面表示】

北北西から風が吹いたときの解析結果を示します。
隣接建物の有無で計画建物周辺の気流性状が異なることがわかります。

  • 北側に隣接建物がない場合、そこは広場(空き地)となります。そこを北西から南東方向へ斜めに比較的強い風が通り抜け、この風が計画建物北の東側に当たり、そのまま東側道路へ抜けていく様子がわかります。

  • 北側に隣接建物がある場合は、隣接建物の西側の道路を通り抜けた風が、計画建物に対してほぼ真北の方向から当たっています。その後、風は東側の道路と西側の道路へ分かれて抜けていく様子がわかります。

【風環境評価結果】

風環境評価尺度の結果示します。
計画建物の北側と東側でランクが異なる部分が生じています。
特にランクの3場所が、隣接建物の有無で違うことが確認できます。