Wind Environment Simulation風環境(ビル風)シミュレーション

計画建物の位置・形状の違いによる
ビル風・風環境の比較

ビル風・風環境は、さまざまな条件で変化します。ここでは、具体的に「計画建物の位置を変更した場合」や「計画建物の形状を変更した場合」に、どの程度周辺のビル風・風環境が変化するか検討例を取り上げます。

基本計画と同じ形状の高層建物ですが、配置を変更した例です。計画敷地内において、建物を交差点から遠ざけるように配置を変更しました。その結果、基本ケースと比較すると、北東側の風環境評価尺度「ランク2」の箇所がなくなり、建物隅角部の「ランク3」の風環境の位置がずれました。このように、同じ形状の建物でも、敷地の中の配置が変わると周辺のビル風・風環境も大きく変化する場合があります。

基本ケースと同じ位置に建物が配置されていますが、容積と形状を変更した例です。建物の最大高さは基本ケースと同じですが、交差点側半分を2階建てとし、高層部と低層部に分けました。その結果を基本ケースと比較すると、風速比の図からわかるように、計画建物周辺で、風速が弱まっていることが確認できます。
また、風環境評価尺度で比べると「ランク2」以下となり、基本ケースと比べてかなりビル風・風環境がよくなっていることがわかります。このように、配置が同じでも建物形状によって周辺のビル風・風環境は大きく変化する場合があります。