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光庭が有る場合の室内照度分布

自然光の取り入れや、居住環境の向上を目的として、光庭を計画する場合が有ります。ここでは、2階建ての建物で中央部に光庭を設けた場合の、自然光(天空光)による照度分布の例を紹介します。

光庭が無い場合および、有る場合の居室内(天井高さ:3m)机上面(床上75cm高さ)における、冬期の天空光による照度分布を下図に示します。

光庭が無い場合は、南北の窓面から離れるに従い照度が低下し、窓面から7m程度で400lxを下回る分布となります。

一方、光庭がある場合、南北窓面と光庭の間では600lx以上の照度分布となります。

自然光はグレアなどの問題も有りますが、自然光をうまく活用し、照明負荷の削減による省エネルギーの推進に寄与することができます。