CASBEEと風環境シミュレーション

弊社の建築環境コンサルティングで手がけている風環境は、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」において評価の対象となっています。弊社の風環境シミュレーションは、CASBEEの格付けランク取得を検討する際に、評価の根拠資料としてご活用頂けます。
ここでは、財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)のCASBEE-建築(新築)から風環境の評価項目をご紹介します。CASBEEによる届出制度を導入している自治体(札幌市、埼玉県、さいたま市、千葉市、柏市、神奈川県、横浜市、川崎市、新潟市、静岡県、愛知県、名古屋市、京都府、京都市、大阪府、大阪市、堺市、兵庫県、神戸市、鳥取県、広島市、福岡市、北九州市、熊本県)は、各自治体のホームページをご参照ください。

CASBEE-建築(新築)の2014年度版では、
[LR3 敷地外環境]-[3.周辺環境への配慮]-[3.2 風害・日照阻害の抑制]-[3.2.1 風害の抑制]
として、風環境評価・風害防止について評価を行うこととされています。表1に評価項目を抜粋して記載します。

表1 CASBEEでの風環境評価項目(CASBEE-建築(新築)2014年度版より抜粋)

レベル1強風域の発生などについての事前調査や風害抑制対策を行っていない。
レベル2事前調査や低減・回避対策等は行っているが、評価を行っていない。又は机上予測に基づいて風力階級による評価を行っているが、一部悪化している、又は立地に対応する風環境のランクを下回る測定点がある。
レベル3事前調査や予防計画や低減・回避対策等は行っている。そして机上予測に基づいて風力階級による評価を行い、結果として悪化していない。又は風環境評価指標によるランク評価を行い、結果として立地に対応する風環境のランクを確保している。
レベル4事前調査や予防計画や低減・回避対策を行っており、風環境評価指標によるランク評価を行っている。その結果、一部に立地に対応する風環境のランクより上のランクがある。
レベル5事前調査や予防計画や低減・回避対策を行っており、風環境評価指標によるランク評価を行っている。その結果、立地に対応する風環境のランクより上のランクにある。

弊社の風環境シミュレーションをおこない、建築前後、対策前後の風環境ランクを把握して、立地に対応する風環境のランクが確保されれば、レベル3以上の評価ポイントを獲得することができます。