開口部を設計するうえで生ずるさまざまな問題を、シミュレーション技術により技術的な側面からサポートいたします。
また、自社のパソコンで簡単に素早く結果が求められるよう、お客様のご要望に沿った解析システムを開発します。お客様自身で条件を自由に設定できるうえ、リアルタイムに結果が出力できるので、打ち合わせなどで活用すれば、スムーズな議事の進行に役立ちます。

シミュレーション例

板ガラスの使用条件や工法などの特殊性を踏まえて、適切な開口部設計のための技術的な検討を行います。

Low-E複層ガラスと透明複層ガラスの比較
地球温暖化対策としての省エネルギー意識が高まり、省エネルギー効果の高いガラスを住宅や事務所ビルなどの建物に採用する場合が増えてきています。特にLow-E複層ガラスは省エネルギー効果が高く、室内の温熱快適性効果も優れているガラスであり、今後のさらなる普及が見込まれています。
ここでは、高遮熱断熱Low-E複層ガラスと透明複層ガラスについて、室内の温熱環境シミュレーションで快適性を比較した事例を紹介します。
光庭が有る場合の室内照度分布
自然光の取り入れや、居住環境の向上を目的として、光庭を計画する場合があります。
ここでは、2階建ての建物で中央部に光庭を設けた場合の、自然光(天空光)による照度分布の例を紹介します。
自然光による室内照度分布の検討
建物の省エネルギー手法の一つとして、自然光の利用が再注目されています。
ここでは、自然光による室内照度分布の検討例を紹介します。
住宅内における通風の検討
窓の開け閉めひとつで変わる住宅内の通風状況。住宅内の通風について行ったシミュレーション例を紹介します。
複層ガラスの内圧変化による検討
複層ガラスは、大気圧の変化や日射の影響で凸になったり凹になったりします。
また、製造場所と施工場所の条件の違いによっても、中空層の体積変化でガラスはたわみます。
製造時と施工時の条件を考慮して、ガラスのたわみ量を正確に求めることが可能です。
特殊な条件下でのガラスの熱割れの検討
自然換気を考慮した熱割れ検討をはじめ、ガラス面内に温度分布がつく場合の熱割れ検討など、通常の熱割れ計算式では求められない条件でもFEM解析によって熱割れの可能性を検討することができます。
特殊な支持・工法によるガラスの強度の検討
ガラスの使い方の多様化によって、強度を検討して安全性を確認しなければならない場面が増えています。
FEM解析により、さまざまな使い方のガラスでも安全性を検討することが可能です

図

例)

  • 金物(DPG、MPGなど)による部分支持ガラス
  • 孔開きガラス、切り欠きガラス
  • ガラスフェンス(ガラス手摺)
  • ガラススクリーン工法のフェイス・リブガラス など

温熱解析でのガラスの取り扱いについて

近年、設備設計でも温熱解析をして空調設備などの仕様を決めることが一般的になってきました。
この背景には、解析することにより、手計算レベルでは分からない有用な情報が得られることもありますが、
汎用の流体解析プログラムの使い勝手の向上とともに、パソコンでの計算が可能となり、
比較安価に解析システムを導入することができるようになったことが要因として大きいと思われます。

しかし、設計事務所や建設会社などの設備部門にいる解析担当者から見ると、解析システムを導入したものの開口部の種類が様々で、それらの性能をどのように設定したらよいか、迷う場面が多くなってきたのではないでしょうか。

しかし、設計事務所や建設会社などのソフト会社から汎用の解析プログラムを購入した際に受けた一応の操作説明により、不透明材料である壁の性能の設定や日射の設定方法は問題ないと思われます。しかし、透明材料であるガラスの設定方法まではきちんと説明されていないのではないでしょうか。当社では汎用の流体解析プログラム(STREAM、Fluent(R)、STAR-CDなど)は保有していませんが、それらのプログラムで計算する場合の開口部に対する境界条件の設定方法についてもコンサルティングします。
(ガラスの条件設定のノウハウを有償でご提供するもので、ソフト自体の操作説明をするものではありません)

当社はAGC㈱の関係会社であることから、板ガラス製品の詳細な熱光学性能値を保有し、ガラスの違いによる解析ノウハウを持っています。ガラスの違いによる評価を精度良く行いたい場合に、ぜひお役立てください。